仮想化は産業用PCの究極の延命方法
2023.03.20技術レポート
仮想化という技術をご存知でしょうか。
御社の工場で使用している産業用PCの仮想化を行うことで、コンピュータOS、設定、データ、DBシステムアプリケーション、これらすべてがひとつのファイルとなり、最新のコンピュータ上のVM上で永遠に動き続けることが可能となります。
仮想化とは
昨今の産業用コンピュータは性能が高く、WIndowsXPをはじめ、あらゆるOSをVM(バーチャルマシン)で稼働できるようになりました。
私ども日本ピーシーエキスパートでは独自の手法とノウハウを用い、最新の高耐久コンピュータ内VMにて、貴社のシステムを正常動作するようにいたします。
仮想化後のメンテナンスは、定期的な仮想化ファイルのバックアップのみ。
万が一、工場内のベースコンピュータに故障や不具合が生じても、予備コンピュータにて仮想環境を構築。容易に、仮想システムの修復・再稼働が可能となってまいります。
また、仮想化を活用すれば、新しい設備(PC)への移行がスムーズに行えます。
新PCの導入に伴う懸念は、やはり、“起動しない”等のトラブルでしょう。トラブルの発生を恐れ、新PCの導入をためらう企業様は少なくありません。
その不安を解消できるのが、仮想化なのです。
新しい設備の導入に先駆けて仮想化を行っておけば、システム移行時の不安は不要です。また、入れ替えまでの期間においても、故障や不具合を恐れることなく、安心して日々を過ごせるようになるのです。
仮想化は、業務を滞りなく遂行させ、利益を守る手段です。
設備担当者を、不安から開放できる方法だと言えるでしょう。
仮想化の流れ
仮想化を求める企業に対して日本ピーシーエキスパートがまず行うのは、徹底したヒアリング。
というのも、「なぜ仮想化したいのか」とお尋ねした際に頂く答えの中に、問題が隠れている場合が少なくないからです。
問題を放置したまま仮想化を行っても、いつか問題が浮き彫りとなるでしょう。それでは、根本的な解決とは言えません。仮想化を求めるその裏側を知り、対応していくことこそ、延命コンサルタントである日本ピーシーエキスパートの役目だと考えています。
例えば、「今のシステムを、どうしても4年間維持させたい」や「状況を改善したいが、予算が限られている」等のご要望によっては、仮想化が最適解とはならない場合もあり得ます。
また、VMへの移植には、外部インタフェースの確認やアプリケーションソフトの互換性など制限があり、お客様のシステムが対応可能ではなく、仮想化できない場合もあります。
日本ピーシーエキスパートでは、このような、お客様固有の現場事情をすべて確認した上で、最適解となる対応をしてまいります。
仮想化を行う場合もあれば、仮想化以外の最適な方法をご提示することもあります。
積み重ねた技術力と経験があるからこそ、PCの不具合やお客様の不安を解消するための一番の方法を探し出せるのです。
ヒアリングと現場訪問が重要です
日本ピーシーエキスパートは、パソコン修理会社ではなく、延命コンサルタントです。
お話の中からお客様の問題解決のソリューションを提供することを得意としています。
現在、ZOOMを活用することで全国の企業様からご相談を頂いておりますが、ヒアリングをする中で、お客様自身も気づいていなかった”お困りごと”を見つけ出すことは決して少なくありません。このヒアリングに関しては、とても重要な工程となっています。
また、ZOOMを利用することで、資料の共有が行えますので、かなり深いお話をさせて頂くことも可能です。
そしてヒアリング後は、必ず現場へ赴き、状況を拝見いたします。
携わるスタッフの方のご意見や作業環境を実際お伺いして確認することで、見えてくることが多々ございます。
ヒアリングと現場訪問。どちらが欠けても、最適な診断は下せないのです。
日本全国どのような場所でも、フットワーク軽く対応しておりますので、お困りごとはお気軽にご相談いただければと思います。
不安を長引かせないのがプロの仕事
不安定なPCを抱えた職場では、業務への不安が常につきまといます。設備担当者様は、本業に集中することもままならないことでしょう。
日本ピーシーエキスパートは、豊富な知識と、数多くの経験に裏打ちされた技術力により、仮想化を含め、様々な解決策のご提示が可能です。
日本ピーシーエキスパートが目指すのは、機械トラブルからの開放。
お客様の不安を長引かせないよう、最大限のサポートをいたします。
どうぞ、安心して、大切なシステムをお任せください。
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