LPE装置で利用される産業用PCの複合故障からの修理・延命
- 修理サービス
- 延命サービス
- ハードウェア入替サービス
LPE装置で利用されている産業用PCが、電源不良と通信エラーで起動しないとのご相談でした。詳細診断の結果、電源ユニット、ストレージ、インターフェースボードの複合的な故障が判明。お客様はシステムの入れ替えを望んでおらず、長期利用をご希望されたため、故障部品の修理・交換に加え、予防保全も実施。元の環境を維持したまま、安定稼働を実現しました。
電源が入らない産業用PCを修理し、5年以上は使いたい。
LPE装置で使用している産業用PCが、長期間未使用だったところ、電源が入らずデバイスネット基盤との通信もできない状態になった。CPUの故障も懸念されている。システム全体の入れ替えは考えておらず、少なくとも5年以上は現在のシステムを継続して使用したいとのご意向。そのため、価格よりも信頼性を重視した修理を希望されており、修理内容の記録(エビデンス)も求めている。納期は2ヶ月以内での対応をご希望でした。
故障部品の修理と予防保全を組み合わせた総合的な延命提案
まず詳細診断を行い、故障箇所を特定。電源ユニットの故障、ストレージの劣化、インターフェースボードの不具合が確認されたため、これらの修理・交換をご提案しました。お客様が長期利用と信頼性を重視されているため、故障部品の修理だけでなく、経年劣化が進んでいるストレージを信頼性の高い産業用ストレージへ交換する予防保全も実施。元の環境を維持するため、旧ストレージの磁気情報を抽出し、新しいストレージへ移行する作業もプランに含めました。
複合故障した産業用PCの環境を維持したまま修理を完了
診断で判明した電源ユニット、ストレージ、インターフェースボードの複合的な故障に対し、それぞれ修理・交換を実施しました。特にストレージは、予防保全の観点から高信頼性の産業用部品へ交換。旧ストレージからデータを完全に移行し、お客様が使用されていた業務ソフトや設定を含め、元の環境を完全に復旧させることができました。現地での動作検証も行い、装置との正常な通信を確認。信頼性を重視するご要望に応え、安定稼働する状態で納品しました。