金属成分分析機に接続されたWindowsXPパソコンの起動不良からの復旧
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金属成分分析機に接続されたWindowsXPパソコンが起動しなくなったとのご相談。診断の結果、ストレージの故障と判明しました。お客様は専用ソフトとデータを維持したままの使用をご希望されたため、高信頼性の産業用ストレージに交換し、既存のシステム環境をそのまま移行しました。結果、パソコンは正常に起動し、分析業務を再開することができました。
分析機用PCを、専用ソフトごとデータもそのままで修理したい。
金属成分分析機に接続して使用しているWindowsXP搭載のPCが起動しなくなりました。電源ランプは点灯するものの画面は真っ暗なままです。内部には分析用の専用ソフトと重要な検査データが保存されており、これらを消さずに、現在の環境を維持したまま修理してほしいとのご要望でした。OSのインストールディスクは紛失されていましたが、専用ソフトのディスクとマニュアルはお持ちでした。今後も3年ほど安定して使用できるよう、信頼性を重視した修理を希望されていました。
高信頼性ストレージへの交換とシステム環境移行による修理提案
まず詳細診断を行い、起動不良の原因を特定しました。原因はストレージの故障である可能性が高いため、耐久性に優れた高信頼性の産業用ストレージへの交換をご提案。故障したストレージから磁気情報を抽出し、OS、専用ソフト、各種データを含むシステム環境全体を新しいストレージに完全にコピー(環境移行)します。これにより、お客様は機器返却後、設定変更などをすることなく、すぐに以前と同じ環境で分析業務を再開できることをご説明しました。
専用ソフトもデータもそのままで復旧し、分析業務を再開
ご提案した「応急修理プラン」をご採用いただきました。高信頼性産業用ストレージへの交換とシステム環境の完全移行を実施した結果、パソコンは無事に起動。WindowsXPや専用ソフト、保存されていた検査データも全て修理前の状態で復旧できました。お客様にて分析機との接続・動作確認も問題なく完了し、すぐに業務を再開することができました。高額なシステム全体の買い替えを回避でき、大変ご満足いただけました。