産業用PC修理・延命事例
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食品製造業様の工場設備PC・サーバーの安定稼働に向けた延命

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食品製造工場で稼働する、メーカーサポートが終了した複数の旧型設備制御PCとサーバーが対象。経年劣化による故障で業務が停止するリスクを回避するため、予防保全のご依頼をいただいた。HDD交換による物理的な延命に加え、一部のPCは仮想化を実施。また、重要システムには予備機を製作することで、万一の際にも迅速に復旧できる体制を構築した。


経年劣化した設備PCの故障による業務停止を未然に防ぎたい。

工場内で重要な役割を担う複数の設備制御PCとサーバーが、導入から長年経過し経年劣化による故障リスクを抱えていた。特に、主要なPCに搭載されているHDDが同型番であり、同時期に故障する可能性も懸念されていた。一部のPCやサーバーは既にメーカーのサポートが終了しており、故障した場合は代替機がなく業務が完全に停止してしまう状況だった。そのため、データ損失のリスクを回避し、システム全体を安定して稼働させ続けるための予防保全と延命措置を強く希望されていた。

仮想化と予備機製作を組み合わせたハイブリッド延命プラン

システムの重要度や特性に応じて、複数の延命策を組み合わせたハイブリッドプランを提案。故障リスクの高いHDDは、予防保全として新品に交換。メーカーサポートが終了しているPCについては、現在の環境をそのまま新しいハードウェア上で動作させる仮想化(P2V)を実施。さらに、特に重要なサーバーとCPUについては、万一の故障に備えて全く同じ環境の予備機を製作。これにより、段階的かつ多角的にシステム停止リスクを低減し、長期的な安定稼働を実現する。

段階的な延命措置により、システム停止リスクを大幅に低減。

提案に基づき、段階的に延命作業を実施。特にHDD交換作業中、オリジナルHDDの1台が故障したが、事前に準備していた新品HDDへの交換がギリギリ間に合い、データ損失と業務停止を未然に防ぐことができた。仮想化したPCも現場に設置し、安定稼動を開始している。予備機も動作確認が完了し、納品を待つ段階となった。残りの作業も計画通り進めることで、工場全体のシステム停止リスクを大幅に低減し、事業継続性の向上に大きく貢献した。

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