Windows98搭載の産業用PC、起動と通信不良を修理し延命
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装置制御に使用されているWindows98搭載の産業用PCが、セーフモードでしか起動せず、シーケンサとのシリアル通信もできないとのご相談。信頼性を重視し、今後も5年以上安定して使用したいとのご要望でした。調査の結果、メインボードの故障が原因と判明したため、部品交換と修理を実施。正常起動と通信機能の回復を実現し、生産ラインの安定稼働に貢献しました。
起動・通信不良の産業用PCを、信頼性重視で修理・延命したい
装置の制御に使用しているWindows98搭載の産業用PCが、セーフモードでしか起動しなくなってしまった。また、予備機含め、シーケンサと接続するシリアルポートでの通信ができない状態。業務に不可欠なシステムのため、値段よりも信頼性を重視して修理してほしい。システム全体の入れ替えも将来的には検討しているが、まずはこのPCを修理して、最低でも5年以上は使い続けられるようにしたい。
詳細診断による原因特定と、メインボード交換による根本的な修理
まず、起動不良と通信不良の原因を特定するため、詳細な診断を実施します。診断の結果、不具合の原因はメインボードにあると特定しました。PCを安定して長期間使用できるよう、故障したメインボードの交換修理をご提案します。これにより、Windowsの正常起動と、シーケンサとの安定したシリアル通信の回復を見込みます。費用には診断料、基本作業料、および部品代と交換技術料が含まれます。
産業用PCが完全復活。安定稼働とシステムの延命を実現
メインボードの交換修理により、セーフモードでしか起動できなかった産業用PCは正常に起動するようになりました。また、課題であったシーケンサとのシリアル通信も問題なく行えることが確認でき、装置の制御システムが完全に復旧しました。お客様が重視されていた信頼性も確保され、今後も5年以上にわたり安心してご使用いただける状態となり、システムの延命化に成功しました。