産業用PC修理・延命事例
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MITSUBISHI SU03-133R 起動しない症状をHDD交換で復旧

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ある工場のお客様より、抄紙機ドライブ装置の監視に使用しているMITSUBISHI製PC、SU03-133Rが起動しないとのご相談をいただきました。Windows NT 4.0の起動途中に「FIX DMACSのキーが検出されません」と表示され業務が停止。原因はHDD故障と判明し、データ抽出とHDD交換で緊急対応いたしました。


この抄紙機ドライブ装置(SU03-133R)を今後も使い続けたい

お客様の工場では、MITSUBISHI SU03-133Rが抄紙機ドライブ装置の監視という重要な役割を担っていました。このPCが起動しないと生産ライン全体が停止してしまいます。OSがWindows NT 4.0と古く、特殊なアプリケーション「FIX DMACS」が動作しているため、新しいPCへの移行は困難な状況でした。過去にも同様のHDD故障が発生しており、生産への影響を最小限に抑えるため、早急な修理と安定稼働の実現が強く求められていました。

HDD交換と本体オーバーホールによる延命修理

起動しないMITSUBISHI SU03-133Rを調査した結果、原因はHDD故障と断定しました。そこで、故障したHDDから特殊技術で磁気情報を抽出し、入手困難な未使用のSCSI HDDへデータを完全に移行する修理を提案。さらに、再発防止と長期的な安定稼働のため、経年劣化が進んでいる電源ユニットとメインボードのオーバーホールも併せてご提案しました。これにより、Windows NT 4.0環境を維持したまま、装置を延命させることが可能となります。

SU03-133Rが完全復旧!抄紙機ドライブ装置が安定稼働

故障したHDDからデータを救出し、新品のHDDへ換装。さらに本体のオーバーホールを実施したことで、MITSUBISHI SU03-133Rは正常に起動するようになりました。Windows NT 4.0上でアプリケーション「FIX DMACS」も問題なく動作し、以前のように抄紙機ドライブ装置の監視が可能に。停止していた生産ラインは無事復旧し、お客様からは「これで安心して操業を続けられる」とのお言葉をいただきました。HDD故障の不安も解消され、安定稼働を実現しました。

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