生産設備制御用PCのストレージ交換による延命と安定稼働
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長年使用されている生産設備の制御用PCで、起動遅延やフリーズが頻発。メーカーサポートも終了しており、お困りでした。現地にて老朽化したHDDを産業用の高信頼性ストレージに交換し、既存環境を完全に移行。メモリも同時に交換することで、PCの安定稼働を実現しました。これにより、生産ラインの停止リスクを回避し、既存設備を今後も安心して活用できる体制を整えました。
老朽化した制御PCを、費用を抑えて延命させたい。
生産ラインで15年以上稼働している制御用PC(OS: Windows XP)の動作が不安定になり、OSの起動が遅く、時々フリーズする事象が発生していました。メーカーのサポートは既に終了しており、修理も困難な状況でした。しかし、接続されている生産設備自体はまだ問題なく使用できるため、PC部分のみをなるべく費用を抑え、かつ現地での短時間作業で更新し、今後も長く安心して使い続けたいとのご要望でした。
ストレージとメモリ交換による制御用PC延命のご提案
不具合の原因である老朽化したHDDを、耐環境性に優れた産業用の高信頼性ストレージへ交換することを提案。現在のOS、アプリケーション、各種設定を丸ごと新しいストレージに複製(クローニング)するため、これまでと全く同じ環境でPCを継続利用できます。また、経年劣化が懸念されるメモリも同時に予防交換。お客様の業務への影響を最小限に抑えるため、全ての作業を現地にて行い、ダウンタイムを短縮します。
制御PCの動作安定化、生産ラインの継続稼働を実現
お客様の工場へ訪問し、現地にてPCの延命作業を実施しました。メモリ2枚を新品に交換し、老朽化したHDDから新しい高信頼性ストレージへ全データを移行(クローニング)。PCに装着後、生産設備との連携を含めた全ての動作が正常に完了することを確認しました。PCの動作は安定し、生産停止のリスクを回避できました。なお、点検時にCPUボードのコンデンサー膨張を発見したため、将来的な故障に備え、早急な交換もご提案しました。