産業用PC修理・延命事例
CASE

X線透視装置用PC(DELL Optiplex GX200,Windows NT 4.0)の修理・延命

茨城県つくばの研究所様

  • 修理サービス
  • 延命サービス
  • X線透視装置用PC(DELL Optiplex GX200,Windows NT 4.0)の修理・延命の画像1

研究所内にある島津製作所製の計測装置を制御している旧型パソコン(DELL Optiplex GX200,Windows NT 4.0)内のオリジナルソフトの修理・復旧コンサルティングを行いましたのでご紹介いたします。


X線透視装置用パソコンが起動しない

計測装置の制御用PCはDELL製のOptiplex GX200 でOSはWindows NT 4.0でした。
WINDOWSについて電源は入るのですが、起動まったくしない状態です。

具体的には電源を入れると、DELLのロゴの画面が表示された後、黒い画面に白文字で

Primary hard disk drive 0 failure.
Alert! Cover was previously removed.
Strike the F1 key to continue, F2 to run the setup utility.

と表示される状態でパソコンが立ち上がりません。
F1キーを押しても同じメッセージが追加されるだけでした。

このパソコンは島津製作所の計測装置の制御用のPCなのですが、このPCにインストールされている計測装置の制御ソフトがこのPCの中にしかなく、インストールメディアもないため、この制御ソフトを復活させられないと装置が動かせなくなるとお困りの状態でした。
そのため、PCの復旧もですが、PCの中のソフトを使えるように修理できるのか相談いただきました。

計測装置が止まってしまうため生産工程ラインも停滞してしまい、生産・売上への影響も出てしまい非常に困っており早急な復旧が必要な状況でした。

既存PCにおける必要最低限での修理内容のご提案

計測装置制御用PC起動後の状況の確認のために、PCのハードならびにソフトの中身の確認のため診断をご提案致しました。

そしてPCが起動しない事の考えられるエラー要因について、当社のコンサルタントがお客様へご説明いたしました。

診断結果としまして、PCのハードウェアは経年劣化が進んでおり、寿命を過ぎている状態でした。また、重度物理障害の状態です。研究機関にてデータ救出できるかを検証確認が必要な状態です。

このため、具体的には、

・磁気情報抽出コピー
・ストレージ交換
・RAID再構築(追加ストレージ含む)

と、お客様へPCを可能な限り長期に使用いただけるよう最善の修復作業と合わせて延命も考慮した最適な内容でご提案させていただきました。

最適な策定案の実施による修復を実現

計測装置制御用PCを必要最小限での中身の確認ならびに確認結果によるお客様が望まれるご希望内容に即した最適な修理内容を策定しました。

ご説明を行い、クライアント様にご納得いただき、最小限のコストで抑え、且つ最短スケジュールにて対応致しました。

具体的にはパソコンが正常に起動できるよう、最低限必要な部品交換ならびに交換後の正常確認を確実に行いました。

コストもお客様の予算を越えず最低限で抑えることができたことでお客様に大変ご満足いただけております。

具体的には微小Q値計測装置制御用PCを早期に修理し、PCを使用した微小Q値計測工程を再開し以降の停滞していた工程にも繋げていく。
微小Q値計測装置制御用PCについては修理に加え将来的に使用する期間でも確実に起動するように適正な部品を組み込んで検査を実施しております。

最終的には依頼元への納期を遵守できる様な計画で対応することができております。

  • X線透視装置用PC(DELL Optiplex GX200,Windows NT 4.0)の修理・延命の画像2
  • X線透視装置用PC(DELL Optiplex GX200,Windows NT 4.0)の修理・延命の画像3

当社のサービスや事例について資料でまとめてご確認いただけます。

古い産業用パソコン 修理・延命のご提案

社内での検討や事例をまとめてご覧になりたい方のために、日本ピーシーエキスパートのサービス紹介や会社概要をPDF にてご用意しました。

pdf資料ダウンロード

故障修理・延命についてのご相談は

お問い合わせ

寿命診断