金属成分分析装置用PCの延命により設備入れ替えが不要に!
2000万円以上のコスト削減効果を実感【金属部品製造会社O社様インタビュー】
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O株式会社様[社名非公開]
- 【業種】 金属部品製造会社
- 【従業員数】 10名
- 課題
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- 金属成分分析装置用パソコンの電源入れても立ち上がらない
- 成分分析が出来ないで困っている
- 導入
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- 故障修理・オーバーホールによるパソコン復旧
- HDDのデータを産業用高耐久SSDに磁気情報レベルで移行
- 成果
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- パソコンが復旧したことで元通りに業務ができるようになった
- HDDからSSDに移行したことで立ち上がりが速くなり快適に
- 設備入れ替えが不要になり2000万円のコスト削減を実感
金属部品製造会社のO株式会社様より、工場で使用している金属成分分析装置用PCが故障したので故障修理と延命を行いたいと日本ピーシーエキスパートにご相談いただき修理・延命を行いました。
今回の修理及び延命コンサルティングを振り返りながら、社長のOさんに日本ピーシーエキスパートの支援で得られた成果や率直な感想を伺いました。
成分分析装置用のWindows XPパソコンを15年以上使っている
ー まずは、御社の事業について教えてください。
森田
O株式会社様は製造業の会社ですが、具体的にはどのような事業を行われてますか。
O社長
業種としては金属部品製造業で、鉄を溶かして金属部品を作ってます。父の代から70年以上続く会社です。
ー 今回、修理を依頼されたパソコンは、主にどういう用途で使われている産業用PCになりますか。
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O社長 :
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先ほど鉄を溶かしてると言いましたが、金属部品を作る時は鉄を溶かすだけでなく、その中にいろんな 材料を混ぜる必要があります。
元素で言うと、カーボンとかシリコンとか、いろんなものを混ぜて溶かした鉄を作るわけなんです。
その鉄の中に入ってる成分を検査する分析装置を管理するパソコンになります。
金属成分分析装置に接続されたパソコン
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森田 :
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パソコンのメーカーは富士通でOSはWindows XPでしたが、分析装置本体のメーカーはどちらのものになりますか?
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O社長 :
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海外のメーカーになります。その分野ではメジャーなメーカーですね。
実は、この機械は新品で買ったわけではなくて、中古という形で分析装置を譲り受けたんですよ。多分、新品の時は、今のパソコンはついてなかったと思います。
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森田 :
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そうだったんですね。
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O社長 :
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国内で取り扱う販売元のメーカーが色々と改造した時に、そのパソコンを使用したんだと思います。
多分、その分析装置を国内で最初に買った時点ではWindowsXPではなかったと思うんですよ。もう少し古い機械なので。
後から分析装置を管理するためにWindowsXPのパソコンで管理するようになったんだと思います。
今回、修理を行った富士通のWindowsXPパソコン本体
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森田 :
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その分析装置自体は大体、何年ぐらい前から使われてますか?
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O社長 :
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15年以上は使ってるんじゃないですかね。
分析装置用PCが突然立ち上がらなくなり社内は大騒ぎに
ー 故障した時の症状について詳しく教えていただいてもいいでしょうか。
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O社長 :
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パソコンの電源入れても、全然立ち上がらないという状態でした。
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森田 :
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うんうんともすんとも言わないみたいな感じですか?
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O社長 :
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はい。ハードディスクは起動しようとしてるんですが、 画面には何も出ませんでした。電源ランプは付いていたので動いてはいるようですが、画面には全く何も出ませんでした。
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森田 :
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そういう症状は以前からあったんですか?
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O社長 :
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いえ。初めてですね。
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森田 :
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社員の方もびっくりされたんじゃないですか。
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O社長 :
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はい。大騒ぎでした。
メーカーにもパソコンの修理会社にも当たってみてくださいと言われる
ー 当社のことは、どのように知りましたか。
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O社長 :
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きっかけはウェブで検索してという形でしたね。
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森田 :
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ちなみにどういうキーワードで検索されたんですか?
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O社長 :
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いろんな形で検索したんですが、「パソコン修理」で検索すると、 今の新しいパソコンの修理会社しか出てこなかったので、旧型タイプのパソコン修理やFMVのパソコン修理だったか詳しくは忘れましたが、そのようなキーワードで探していきました。
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森田 :
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メーカーさんや他の修理会社にも修理の相談はされたんですよね?
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O社長 :
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もちろん、メーカーにも一応問い合わせしたんですが、パソコン自体が古いというのはメーカーもわかってますし、あんまりいい返事はいただけませんでした。
はっきり言うと「分析措置の修理はできますがパソコンのほうの修理はできない」という感じでした。
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森田 :
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メーカーの方は実際に現場に見に来られたんですか?
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O社長 :
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いえ、こういう症状だということを電話で話したんですが、パソコンの年式なども含めて、ちょっとパソコンのほうの修理は難しいということでした。
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森田 :
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メーカー側でパソコン修理対応できないので、他に修理できるところはないかと探していたらたまたま当社を見つけられたんですね。
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O社長 :
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分析機の方の修理じゃなくて、パソコンが起動しないのでパソコン側が原因というのはわかってましたので、メーカーにもパソコンの修理会社にも当たってみてくださいと言われましたので。
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森田 :
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それでウェブで検索して探されたんですね。
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O社長 :
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最初、こちらの地元にあるパソコン販売店とかそういう会社に聞いてみても、うちは修理できませんといったようなあんまりいい返事をもらえませんでした。
僕も多少パソコンのことは知ってましたもので、旧式のパソコンの修理が出来るところをウェブで色々探したのですが、なかなか思うようなとこに行きつかなくて、 PCエキスパートさんに行き着くまでに1~2週間くらいかかったと思います。
今までの修理事例がHPに色々載ってたのでここなら直してもらえるんじゃないかと
ー 日本ピーシーエキスパートに修理を依頼しようと思った理由を教えていただいてもいいですか。
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O社長 :
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まず、直せるって言われたのがもちろん大きな理由です。
ホームページを見ても、今までの修理事例とか色々載ってたもんで、ここなら直してもらえるんじゃないかと。ここに頼めば、最終的には直るんだろうなと思ったからです。
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森田 :
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当社からの提案はいかがでしたか?
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O社長 :
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修理の方法として色々なパターンをご提案いただき、結構細かい話をされたのが印象的でした。
あとは、この年式の古いパソコンを修理できるってこと自体にびっくりしました。
ー ちなみに発注段階での懸念点や不安だった事はありますか?
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O社長 :
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ハードディスクが本当に古く、物理的な損傷具合とか、そういうのがこちらではわからなかったので、データを取り出せるか不安はありました。
それと費用面ですね。実際はかなりかかるんじゃないかと。ただ、ZOOMで打ち合わせしようとした時に、ちょっとこちらのパソコンの不具合で完全にはできなかったので、ほとんど電話でお話しましたが、その時の電話での説明とかで信頼できるかなとは感じていました。
今回、延命出来たことで新品で購入した場合にかかる2000万円以上のコストが不要に
ー 今回、パソコンを修理・延命できたことで、どのような点がメリットとしては大きかったですか。
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O社長 :
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元通りに業務ができるようになったことが1番大きいですね。
あと、ハードディスクからSSDに変えてもらったからだと思いますが、以前よりも立ち上がりが速くなりサクサク動くようになり快適になりました。ただ、今回、全部をオーバーホールしたわけじゃないので、他の部品がちょっと心配ではありますが修理に関しては十分満足してます。
ちなみに、今回もし修理ができなかったとすると、設備入れ替えのコストや設備停止による損害でどれぐらいの被害額が発生してたと思われますか?
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O社長 :
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確かこの分析装置は新品で購入すると2000万ぐらいするらしいんです。
先ほど言いましたようにウチの場合は中古で譲ってもらったので、その金額で買ったわけじゃないんですが。そういう風に考えれば、2000万円の価値はあると思います。
実際に業務が停止してた時の損害などは数字にはなかなかで出てこないですが、それも含めるともっと大きいと思います。
どんなにパソコンが古くなっても修理してもらえると考えるとありがたい
ー もし、お知り合いの会社で、産業用PCのトラブルで悩んでいる会社があったら自信を持って当社を紹介できそうですか?
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O社長 :
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そうですね、もしそういう話が持ちかけられれば、 紹介はできるかと思います。
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森田 :
-
ありがとうございます。
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O社長 :
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ZOOMと電話でお話しただけなので、まだまだよくわからないですが、人として信用できるかっていうと、もちろんできると思いますので。
パソコンの修理に関しては間違いなく信用してます。
ー 最後に、日本ピーシーエキスパートに今後期待することなど一言お願いしてもいいでしょうか。
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O社長 :
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本当に、どんなにパソコンが古くなっても、修理してもらえると考えるとありがたいです。
設備の更新っていうのは、コスト面だけじゃなくって、社員教育とかも関係してくるので、私たちのような中小企業にとっては非常に難しいんです。
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森田 :
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日本の製造業のために今後も働きたいと考えております。
O社長 :
そうですね、もしそういう話が持ちかけられれば、 紹介はできるかと思います。
森田 :
ありがとうございます。
O社長 :
ZOOMと電話でお話しただけなので、まだまだよくわからないですが、人として信用できるかっていうと、もちろんできると思いますので。
パソコンの修理に関しては間違いなく信用してます。
O社長 :
本当に、どんなにパソコンが古くなっても、修理してもらえると考えるとありがたいです。
設備の更新っていうのは、コスト面だけじゃなくって、社員教育とかも関係してくるので、私たちのような中小企業にとっては非常に難しいんです。
森田 :
日本の製造業のために今後も働きたいと考えております。