お客様インタビュー
INTERVIEW

【Oクリニック様インタビュー】骨密度測定器PC故障で8000万円のコスト危機。PC延命修理がなければ事業が継続出来なかった

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  • Oクリニック様[社名非公開]
    【業種】 医療機関
    【従業員数】 ー
    課題
    • 約17年使用している骨密度測定器専用PCの電源が入らない
    • 新規の患者さんをお断りしなければいけない状態に
    • 経過を見てきた患者さんの検査が出来ないので信頼関係に悪影響
    導入
    成果
    • 既存の患者さんの検査も続けられるようになった
    • 新品に入れ替えた場合にかかる8000万前後のコストを削減
    • 多額の設備投資により採算性が合わなくなることを回避

Oクリニック様は東京都内にある循環器や内科の医療機関です。
今回、日本ピーシーエキスパートに骨密度測定器専用PC修理のご相談をいただき、延命コンサルティングを行いました。
納品後に、O院長に日本ピーシーエキスパートの支援で得られた成果や率直な感想を伺いましたのでご紹介いたします。

骨密度測定器専用PCが故障

ー 約17年使用している骨密度測定器専用PCの電源が入らない

Oクリニック様は、地域のかかりつけ医として「寝たきりにならない、健康寿命を延ばすための医療」に力をいれた診察を行われています。
クリニックでは珍しいDEXA法で骨密度測定できる機器も導入しており、今回修理をご依頼いただきましたWindows XP Professionalのコンピューターも骨密度測定器専用PCとして約17年使用されていました。

この骨密度測定器専用PCにトラブルが発生。
O院長に当時の症状をお聞きしたところ

O院長

O院長

放射線を使用して行う検査装置用のPCなんですが、今回のトラブルは検査装置本体には全く問題はないのですが、作動を制御するWindows XPプロフェッショナルのパーソナルコンピュータの電源が入らなくなりました。
電源スイッチを入れるとアラームが鳴り、ハードディスクが立ち上がらず画面が消えてしまう現象が発生していました。

DEXA法の骨密度測定装置

DEXA法の骨密度測定装置

骨密度測定装置用のWindows XP Professionalコンピューター

骨密度測定装置用のWindows XP Professionalコンピューター

ー 患者さんをお断りしなければいけない状態に

このような症状は2021年6月頃から年に数回発生、2024年になってから発生頻度が増加。
トラブルがある度に、電源のオン・オフを行いリセットして使用されていたそうです。

O院長 :

検査に来る方には、症状が気になって来る方と、健康診断の簡易的な検査で詳細な検査が必要になった方がおられます。そのような新規の患者さんの受け入れも検査装置の動作が不安定な状態だと全てお断りしなければいけませんでした。
また、一番困ったのが、これまで経過を見てきた患者さんの検査が出来ないことでした。
ほかの医療機関を紹介するにしても、患者さんとの信頼関係に影響が出てしまいます。

PC修理を依頼した背景

ー メーカーや他の修理会社へ相談するも「修理不可」との回答

不安を抱えていたO院長は、まずはメーカーに相談されたそうです。

O院長 :

メーカーに相談したところ、「レントゲン装置の修理は可能だが、パソコンに対しては専門でないため、メーカーとしては修理ができない。また、パソコン自体も保守期間がとっくに過ぎているPCなので、今のレントゲン装置に備え付けるパソコンだけを新しくすることも困難」と言われました。つまり修理不能と言われ、新製品の購入をすすめられました。

メーカーに断られたため、次に中古PC修理専門店に相談するも

O院長 :

秋葉原の中古PC修理専門店に10件ほど電話して、実際に3件ほど持参して相談したところ、「コンデンサーがだめになっており、細部の部品についても耐容年数を超えているので全て交換しないと次々に障害が発生する、当店では直せない」と言われ断られました。

ー ネット検索して日本ピーシーエキスパートを知る

メーカーにも中古PC修理専門店にも断られたため、インターネットで検索して修理してくれそうな会社を探したところ、日本ピーシーエキスパートを知りました。

O院長 :

「パソコン・修理・古い」で検索すると3社ほど修理専門会社が出てきて、日本ピーシーエキスパートが一番上に載っていました。
コンデンサー故障が原因の修理実績なども掲載されており、なにより「どんな部品も世界中から探し出して何としてでも直す」と代表の言葉で力強く書いてあったのが信頼できそうでしたので、日本ピーシーエキスパートのみに相談しました。

ー 故障の原因究明が速やかで詳細な報告に驚く

O院長 :

まずは見積もりのために日本ピーシーエキスパートにPCを送り、調査してもらいました。見積書だけが1枚送られてくると思っていましたが、故障の原因究明が速やかなだけでなく、診断結果も写真とともに詳細な報告があり驚きました。
まだ依頼したわけでもないのに、ここまで詳しい診断をしてくれたことに信頼できそうだと感じました。

ー 提案内容は理解するも、機器を廃棄することも考える

日本ピーシーエキスパートではお客様のご要望を詳しくヒアリングし、複数のプランをご提案するようにしております。その提案内容についてお聞きしたところ

O院長 :

複数プランがあるのは、これだけという決めつけがなく、選択肢があってよいと思いました。ただ、提案された内容は理解できたものの、修理費がこちらで想定してた以上だったため、依頼を一旦あきらめ、機器を廃棄することも考えました。

ー 最終的にはメリットがある提案だと理解して依頼を決める

依頼を一旦あきらめるも、最終的に日本ピーシーエキスパートに依頼した理由をお聞きしたところ

O院長 :

修理費は当初想像していたより高額ではありましたが、調べると廃棄をするにも修理費以上のコストがかかることがわかりました。
また、提案された修理内容は詳細で、ハードディスクをSSDに、コンデンサーをアルミコンデンサーに変えるなど専門家としての細やかな対応があり、むしろ当時の機能よりも耐久性と安全性が増して、新品以上と感じるような提案をしてくれたと理解して依頼を決めました。
何より森田様の対応がとてもよかったからです。また、故障の原因究明が詳細で安心できました。

PC修理・延命の効果

ー 検査が再開出来た時は職員一同が感動

当社へ修理をご依頼いただいた当時の心境を教えていただくと

O院長 :

秋葉原の専門業者が匙を投げていたので、修理不能だと正直思っていました。
日本ピーシーエキスパートに依頼する前も「修理にかなりの時間がかかるのではないか」「原型をとどめない形でもどってくるのではないか」という不安はありました。
しかし、修理から戻ってきて設置し、再起動ができ、検査がスムースに行えたときは職員一同とても感動しました。

ー 新品に入れ替えると8000万前後のコストがかかるところだった

今回の日本ピーシーエキスパートによる骨密度測定器専用PC修理延命で得られたメリットについてお聞きしたところ

O院長 :

機械を廃棄して新製品に変更すると8000万前後のコストがかかるので、小さな事業所としては延命修理できてとても助かりました。また、今までよりもコンピューターの立ち上がりが早くなり、データの保存も速やかになりました。 なにより、これまで見てきた患者さんの経過が見れるようになったことがメリットとしては一番大きいと感じます。装置が不安定で検査が出来なかった時期は、患者さんとの信頼関係がなくなるのではないかと不安を感じていたからです。

日本ピーシーエキスパートに期待すること

ー 今後も、困っている小さな事業所を救っていただきたい

最後に、日本ピーシーエキスパートに期待することをO院長にお聞きしました。

O院長 :

産業用の機械は新製品に入れ替えるには大きなコストがかかり、入れ替えることで採算性が合わなくなることがあります。決して最新の機器でなくても事業がまわることもありますので、このようなPC延命修理の仕事を行っている貴社はすばらしいと思います。

また、日本ピーシーエキスパートは全てに対して正直な対応を行い、丁寧で仕事が速いと思いました。何より森田様の対応がよかったです。

今後も、困っている小さな事業所を救っていただきたいと思います。

当社のサービスや事例について資料でまとめてご確認いただけます。

古い産業用パソコン 修理・延命のご提案

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担当コンサルタント

森田 起也

森田 起也(もりた たつや)facebook

株式会社日本ピーシーエキスパート

幅広いスキルや経験を生かして、メーカーや修理会社が絶対に行わないような、マニアックな修理を得意としている。お客様のご要望・ご希望を受けとめたうえで、最も費用対効果の高い延命方法を提案する技術者。