起動しない3次元測定器制御PCの出張調査と延命提案
東京都の眼科医様
- 修理サービス
長年使用してきた3次元測定器の制御用PC(Windows2000)が起動しなくなったとご相談がありました。メーカーサポートは終了しており、復旧の見通しが立たない状況でした。お客様は現在のシステム環境を維持したまま、今後も長く使えるようにしたいと希望されていました。まずは原因を特定するため、現地での出張調査を実施し、具体的な延命策を提案しました。
起動しない旧型PCを調査し、長く使えるようにしてほしい。
3次元測定器の制御に使用しているWindows 2000搭載の旧型PCが、数年前から起動しなくなってしまいました。メーカーのサポートも終了しており、OSや専用ソフトのインストールメディア、マニュアルもないため、修理できずに困っていました。まずは専門家に見てもらい、故障原因を特定してほしい。その上で、現在の環境を維持したまま、今後も5年間は安心して使用できるよう延命するための、信頼できる修理方法と見積もりを提案してほしい。
出張調査による原因究明と段階的な延命修理計画の提案
まず、起動しない原因を正確に特定するため、現地での出張調査をご提案しました。調査では、PCを分解して各パーツの通電状況やコンデンサの状態などを目視で確認し、診断ツールを用いてハードウェアの検証を行います。これにより故障箇所を切り分け、根本原因を究明します。この調査結果に基づき、最適な修理・延命方法(部品交換、SSD換装など)と詳細な見積もりを改めてご提示するという、段階的で透明性の高い解決プロセスを提案しました。
出張調査で故障原因を特定し、正式な修理受注へ
ご提案通り出張調査を実施した結果、マザーボード上のコンデンサの膨張など、経年劣化による物理的な故障が起動不良の主原因である可能性が高いと判断しました。この調査結果をお客様にご報告し、マザーボード交換やSSDへの換装を含むハードウェア更新による具体的な延命策と正式な見積もりを提示しました。お客様には本提案にご納得いただき、正式に修理・延命作業をご依頼いただく運びとなりました。