産業用PC修理・延命事例
CASE

生産設備を制御する旧型PCの修理と予防保全による延命化

製鉄業様

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大手製造業の工場で利用されている特殊な生産設備(EBガン)の制御用コンピュータが、モニターに画面が映らないという不具合で停止。診断の結果、PC内部のハードウェア故障と判明しました。故障箇所の修理だけでなく、今後の安定稼働のため、電源、メインボード、ストレージ等の主要部品を高耐久品へ交換。さらに冷却機構のオーバーホールと強化も行い、システム全体の延命化を実現しました。


生産設備の制御PCが故障し、モニターに画面が映らない。

工場の生産ラインで使用しているEBガン制御用コンピュータで、モニターに画面が映らない不具合が発生しました。このPCは特殊な設備を制御しているため、代替品がなく、故障すると生産に大きな影響が出ます。まずは早急に故障を修理し、正常に稼働するように復旧してほしいとのご要望でした。また、PC自体が旧型であるため、再発防止や今後の安定稼働も視野に入れ、長く使い続けられるような対策も検討してほしいとのことでした。

故障箇所の修理と、高耐久部品交換による総合的な延命化

故障箇所の修理に加え、システムの長期安定稼働を目的とした延命化プランを提案。故障リスクの高い経年劣化した部品を予防的に交換します。具体的には、電源ユニットを産業用高耐久品に、メインボードを再生品に交換。CPU冷却機構のオーバーホールと冷却ファン増設で熱対策を強化。また、データストレージは信頼性の高い産業用SSDに交換し、既存のシステム環境を完全に移行。これにより、ダウンタイムのリスクを大幅に低減します。

延命措置により、生産設備の安定稼働と長寿命化を実現

画面が映らない不具合は完全に解消され、EBガン制御システムは正常に稼働を再開しました。故障箇所の修理だけでなく、電源やストレージなどの主要部品を高耐久品に交換し、冷却性能も強化したことで、システムの安定性が大幅に向上。今後、同様の故障が発生するリスクを低減できました。メーカーサポートが終了した旧型PCを使い続けることへの不安が解消され、お客様は安心して生産活動を継続できる環境を手に入れることができました。

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