Windows95搭載の急速熱処理装置制御PCの起動不良を修理
大学様
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半導体プロセス装置の制御に使用されているWindows95搭載のPCが、システムエラーで起動しないというご相談。調査の結果、原因はHDDの経年劣化でした。特殊なシステムのため、現行機での代替が困難なことから、PC本体の延命修理をご提案。高耐久の産業用SSDへ換装し、システムを移行。あわせてマザーボード等の延命メンテナンスを実施し、安定稼働を実現しました。
起動しなくなった半導体プロセス装置の制御PCを修理してほしい。
大学の研究室で半導体プロセス装置の制御に使用しているWindows95搭載のPCが起動しなくなりました。画面には「System Configuration」というエラーが表示される状態です。このPCでしか動作しない専用の制御プログラムが使用されており、システム全体の入れ替えは困難なため、何とか修理してほしいとのご要望でした。また、今後も少なくとも5年以上は継続して使用できる状態にし、修理費用はできるだけ抑えたいとのことでした。
高耐久SSDへの換装と延命メンテナンスによる復旧のご提案
故障原因であるHDDを、長期運用に適した高耐久の産業用SSDに換装することを提案しました。Windows95という古いOSと専用ボードが使用された特殊な環境のため、通常の方法では移行できません。そこで、独自の技術でシステムや設定を完全にSSDへ移行します。また、マザーボードのコンデンサなど、今後故障の原因となりうる部品の交換や内部の清掃といった延命メンテナンスも併せて実施し、システムの長期安定稼働を目指します。
SSD化と延命処置で貴重な研究設備が安定稼働
高耐久の産業用SSDへのシステム移行を無事完了しました。懸念された専用ソフトや設定も問題なく動作することを確認。起動不良の原因だったHDDの問題は解消され、安定した起動が可能になりました。また、経年劣化が進んでいたマザーボードのコンデンサ交換や、破損していた部品の補修などの延命メンテナンスも実施したことで、PC全体の信頼性が大幅に向上しました。これにより、貴重な研究設備を今後も安心して長期間お使いいただける状態になりました。