MS-DOSで稼働するホイールアライメントテスターの延命修理
神奈川県の自動車整備業様
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自動車整備業で利用されているホイールアライメントテスターの制御用PCが、経年劣化により起動しなくなる不具合が発生。高価な設備のため買い替えはせず、今後も長く使えるように修理・延命してほしいとのご要望でした。調査の結果、電源ユニットとストレージの劣化が原因と判明。電源ユニットをオーバーホールし、ストレージを産業用の高信頼性SSDへ換装。MS-DOS上で稼働する専用ソフトの環境をそのまま維持し、安定稼働を実現しました。
アライメントテスターが起動しない。買い替えずに延命したい。
自動車整備で使用するホイールアライメントテスターの制御用PCが「制御装置異常」というエラーで起動しない症状が発生。一時的な対処で使用していたものの、根本的な解決を希望されていました。インターネットで同様の設備の延命事例を見つけ、お問い合わせいただきました。設備自体が高価なため買い替えは検討しておらず、現在の設備を修理・延命して、今後も5年以上は安定して使い続けたいとのご要望でした。また、価格よりも信頼性を重視した修理を希望されていました。
電源とストレージを刷新する応急延命修理プラン
MS-DOS環境で動作する専用ソフトを維持するため、PC本体の延命修理をご提案。不具合の原因である電源ユニットは、安定稼働のためオーバーホールを実施。また、経年劣化が進んでいるストレージは、耐環境性に優れた産業用の高信頼性SSDへ換装しました。既存のストレージから専用ソフトを含む全データを新しいSSDへ完全に移行することで、お客様がこれまで通り操作できるよう環境を維持しました。これにより、今後も長期間安心してご使用いただける状態を目指しました。
制御用PCが安定稼働、高価な設備投資を回避し業務継続
電源ユニットのオーバーホールとストレージのSSD換装により、制御用PCの動作が安定し、アライメントテスターが正常に起動・動作するようになりました。これまでのように、いつ動かなくなるかという不安を抱えながら業務を行う必要がなくなりました。MS-DOSで動作する専用ソフトや操作環境も修理前と変わらないため、従業員の方々も戸惑うことなく、すぐに通常業務へ戻ることができました。高価な設備全体の買い替えを回避し、最小限のコストで延命が実現できたことにお喜びいただけました。