メーカー修理不能な三次元測定機用PCを修理し生産ラインを復旧
茨城県の製造業様
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三次元測定機を制御するWindows 2000搭載の専用PCがブルースクリーンで起動不能に。メーカーサポートは終了しており、生産ラインが停止する事態となりました。原因調査の結果、ハードウェアの故障と断定。メインボードのオーバーホールとストレージ交換を行い、OSや専用ソフトウェア、重要データを再構築・移行することでPCを完全に復旧させ、測定機の再稼働を実現しました。
メーカー修理不能なPCを、重要データごと復旧してほしい。
生産ラインで使用している三次元測定機を制御する専用PCが、起動途中にブルースクリーンが表示され、OSが立ち上がらない状態になりました。PCメーカー、測定機メーカーともにサポートが終了しており、修理を断られてしまいました。代替機の手配もできず、PC内にある専用ソフトウェアと長年蓄積した測定データが失われることを大変危惧されていました。測定機が使えないことで生産が停止しており、一刻も早い復旧を強くご希望でした。
ハードウェア修理とソフトウェア環境の再構築による延命プラン
まず分解調査により、故障箇所をメインボードの部品劣化とストレージの物理障害と特定しました。これを受け、経年劣化した電子部品を交換するメインボードのオーバーホールと、故障したストレージを新品に交換するハードウェア修理を提案。加えて、新しいストレージにOS(Windows 2000)をクリーンインストールし、三次元測定機を動作させるための専用ソフトウェアとドライバを再設定。旧ストレージから測定データを救出し、再構築した環境へ完全に移行するプランを提示しました。
PC完全復旧、三次元測定機が再稼働し生産ラインも正常化
提案内容に基づき、メインボードのオーバーホールとストレージ交換を実施。OSと専用ソフトウェア、ドライバの再インストールも問題なく完了しました。故障したストレージから取り出した測定データも、すべて新しい環境へ移行できました。修理後のPCは正常に起動し、三次元測定機も以前と同様に動作することを確認。停止していた生産ラインを再開することができ、お客様には「メーカーに断られた設備が直って本当に助かった」と大変ご満足いただけました。