旧型産業用コンピュータのシステム起動不良を解決し安定稼働を実現
静岡県の商社様
- 修理サービス
- 延命サービス
- ハードウェア入替サービス
長年使用されている旧型産業用コンピュータにて、OSは起動するものの特定の専用システムが起動しないという問題が発生。原因調査の上、ストレージの交換と磁気情報の移行、電源ユニットやメインボードのオーバーホール、通信ボードの最適化設定といったハードウェア・ソフトウェア両面からの総合的な修理・延命措置を実施し、システムの完全復旧と安定稼動を実現しました。
旧型産業用PCで起動しなくなった専用システムを復旧させたい。
工場で長年使用している旧型の産業用コンピュータで、OSは正常に起動するものの、業務に不可欠な専用システムが起動しないという深刻な問題が発生した。このままでは業務に大きな支障が出るため、迅速な原因究明と確実な復旧を希望。また、導入から時間が経過し、ハードウェア全体の経年劣化も懸念されるため、今後も安心してシステムを継続利用できるよう、予防保全を含めた延命措置についても提案してほしい。
ストレージ交換とオーバーホールによる総合的な修理・延命のご提案
まず、システムが起動しない原因を特定するための調査を実施します。老朽化したストレージ(IDE)から磁気情報を抽出し、信頼性の高い新品の産業用ストレージへ複製・交換することで、データ保全と安定性の向上を図ります。同時に、故障リスクの高い電源ユニットおよびメインボードのオーバーホール(部品交換・点検修理)を推奨。さらに、システムの安定稼働の鍵となる通信ボードの最適化設定も行い、ハードウェアとソフトウェアの両面から問題を解決し、長期的な安定稼働を目指します。
専用システムが完全復旧、生産ラインの安定稼働体制を再構築
提案内容に基づいた修理・延命サービスを導入した結果、「OSは立ち上がるが専用システムが起動しない」という問題は完全に解消され、システムは無事復旧しました。磁気情報の移行を伴うストレージ交換や、電源、メインボードのオーバーホールにより、コンピュータ全体の信頼性が大幅に向上。通信も最適化され、以前よりも安定した動作が確認できました。将来的な故障リスクを低減し、生産ラインを止めることなく旧型設備を継続活用できる体制が整いました。