HP Vectra VLi8SFが起動しない症状を修理
大学研究機関様
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研究所のお客様より、リガクX線回析装置制御用のHP製パソコンVectra VLi8SFが起動しないとのご相談をいただきました。Windows NT 4.0環境が必須なため、修理による延命をご希望でした。調査の結果、複数箇所の部品劣化が原因と判明し、修理にて対応いたしました。 ※この記事は過去の実績紹介を再構成したものです。参考記事: fapc.jp/case/detail.php?id=168
リガクX線回析装置を制御するVectra VLi8SFを使い続けたい
お客様の研究所で長年使用されているリガクX線回析装置制御用のHP Vectra VLi8SF。OSはWindows NT 4.0が必須で、装置の制御アプリケーションもこのPCでしか動作しません。このVectra VLi8SFが起動しないと、X線回析装置が使えず研究が完全に停止してしまうため、何とか修理して使い続けたいとの強いご要望でした。
複数部品の交換・修理による延命保守
調査の結果、HP Vectra VLi8SFが起動しない原因は、メインボードのコンデンサや電源ユニットの経年劣化、さらにストレージの不具合が複合的に発生していることでした。Windows NT 4.0の環境を維持したいとのご要望から、故障部品を交換・修理し、磁気情報を新しいストレージへ移行する延命サービスをご提案しました。
HP Vectra VLi8SFが完全復活!装置が安定稼働
メインボードと電源ユニットの劣化した部品を交換・修理し、ストレージも新品に交換したことで、HP Vectra VLi8SFは無事に起動し、安定動作が確認できました。Windows NT 4.0の環境もそのまま維持され、リガクX線回析装置制御が可能になりました。お客様の研究業務を滞らせることなく、復旧できたことに大変ご満足いただけました。