DELL Optiplex GX200が起動しない症状を復旧
研究機関様
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研究所で島津製作所製X線透視装置を制御するDELL Optiplex GX200(OS: Windows NT 4.0)が起動しない、というご相談を頂きました。電源は入るもののOSが立ち上がらない症状で、X線透視装置が使えず大変お困りでした。 ※この記事は過去の実績紹介を再構成したものです。参考記事: fapc.jp/case/detail.php?id=68
X線透視装置を制御するDELL製PCを延命して使い続けたい
お客様の研究所では、X線透視装置をDELL Optiplex GX200(OS: Windows NT 4.0)で制御されていました。このPCでしか動作しない専用ソフトが使用されており、PCが起動しないと業務が完全に停止してしまう状況でした。メーカーのサポートが終了した古いPCのため、何とかこのDELL Optiplex GX200を復旧させ、島津製作所製のX線透視装置を今後も長く使い続けたいとの強いご要望でした。
HDDデータ救出とハードウェア交換による延命修理
調査の結果、DELL Optiplex GX200が起動しない原因は、内蔵HDDの物理的な故障と断定しました。そこで、故障したHDDからWindows NT 4.0のシステムやアプリケーションを含む全データを救出し、新しいストレージに移植する延命修理をご提案しました。この方法であれば、お客様の環境を完全に再現し、島津製作所製のX線透視装置をこれまで通り使用できるため、最適な解決策であるとご説明しました。
DELL PCが安定稼働!X線透視装置が完全復旧
故障HDDから救出したデータを新しいストレージに移植し、DELL Optiplex GX200に搭載しました。結果、PCが起動しないという症状は完全に解消され、Windows NT 4.0が無事起動することを確認しました。お客様の環境で島津製作所製X線透視装置に接続したところ、以前と全く同じように安定稼働することが確認でき、大変ご満足いただけました。