INCA 化学分析装置のアプリ制御用パソコン（HP VECTRA VL800 Windows 2000）の故障修理・延命事例

20年前のINCA 化学分析装置が動作しなくなったので、復旧したいと当社にご相談をいただき、故障修理・延命を行いましたのでご紹介いたします。

化学分析装置の制御PCが起動不能に

科学計測器メーカー様より、20年前のINCA 化学分析装置の制御PCが起動不能になった。研究用に使用しているものなので、今後も継続的に使用できるように復旧したい。

と当社にご相談いただきました。

3パターンの延命方法を提案しました

メインボードの故障、電源ユニット劣化、HDD劣化が確認できました。
幸いにして同様PC及び、インターフェースボードも入手可能でしたので、全く同じPCをもう一台作る、「予備機作成」、交換可能な部品をすべて交換し、最大限の延命をする「修理＋延命」、最低限の修理をして低コスト化を目指す「応急修理」の3つの方法を提案しました。

「修理＋延命」プランをご選択いただきました

今後のことを考えて、可能な限りメンテをして延命をするプランをご選択いただきました。
全く同じメインボードをUKから取り寄せ、電源ユニットをO/H、HDDを産業用高耐久タイプのSSDに交換して納品しました。
結果、化学分析装置が問題なく動作するようになり、お客様にお喜びいただきました。