ミツトヨ三次元測定機の制御用PC(IBM ThinkCentre 8187 Windows XP)故障修理・延命事例
茨城県日立市の製造業様
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ミツトヨ三次元測定機Crysta-Plus M574の制御用パソコンThinkCentre 8187が起動不能に。当社で故障・修理延命を行いましたのでご紹介いたします。
三次元測定機制御用PCを修理延命したい
・ミツトヨ三次元測定機Crysta-Plus M574の制御用パソコンThinkCentre 8187が起動不能になりました。
・メーカーに相談したら、測定器自体を買い替えないといけないと言われました。
・また、設備屋さんにも同様のことを言われました。
・地元のパソコン修理屋さんに聞いたら、古すぎて対応不可とのことで、御社にたどり着きました。
何とか直してもらいたいとご相談をいただきました。
メインボード交換、HDD交換、電源ユニットO/Hを提案
当社エンジニアが確認した所、全部の部品が経年劣化しており、特にメインボードは完全に壊れていました。
お客様からコストダウンのご要望をいただき、劣化はしているものの、完全に故障はしていない電源ユニットのオーバーホールのみ見送りました。
メインボード交換、HDD交換にて復旧
電源ユニットも劣化しておりましたが、応急的な修理でよいとのことでしたので、メインボードをポーランドから仕入れて、こちらのアルミ電解コンデンサを新品に交換したうえで交換しました。
HDDは磁気レベルにてコピーを作成し、新品HDDに磁気情報をそのまま転送しました。
HDDは最新のものは容量が大きすぎて認識しないので、容量を強引に小さくして認識させました。
結果、PCが起動し、今までのミツトヨのアプリも無事立ち上がるようになり三次元測定機も無事復旧しました。