島津製作所社製 X線透視装置制御用PC(DELL OptiplexGX200 Windows NT 4.0 )のさらなる延命修理のご提案
国立研究開発法人様
- 修理サービス
- 延命サービス
- ハードウェア入替サービス
3年前に、HDDの寿命にて、修理延命をさせていただいた島津製作所社製 X線透視装置制御用パソコンにおいて、再度ご相談をいただきましたのでご紹介させていただきます。
今後5年間程度は装置を使用し続けたい
このパソコンでしか制御できないX線透視装置があり,今後5年間程度は装置を使用し続けたい。
そのため,PCの延命を検討したい.今回はハードディスクの複製をお願いするとともに,他の延命措置についてもご提案をいただきたく,調査をお願いしたい。
とご相談いただきました。
予備機製作、仮想化の提案を行いました
前回は故障修理のみの対応でしたので、今回は次のステップとしてまずはSSDの予備製作、および、今後5年以上使用できるような延命策の提案をさせていただきました。
特に、通信はイーサネットで行う仕様であったため究極の延命である仮想化の提案をさせていただきました。
今回のPCは、装置との通信をイーサネットにより行っているタイプのため、仮想化が比較的容易であることが判明しました。
VMWareを使用した仮想化に成功し、仮想化を提案しました。VMWareが動作する限り、ずっと使用できるようになることをご説明しました。
また、Dell Optiplex GX200は非常に入手が難しい機種なので、より入手しやすいGX110に機種変更もしくは予備機製作をする方法も同時に提案しました。
仮想化に非常に興味を持っていただきました
仮想化のメリットおよび、より入手性の良いGX110への機種変更、予備機製作のご説明、デモをZOOMにてご説明させていただきました。
費用がかかるとのことで、次期の予算を申請するとのことでした。