産業用コンピュータ MPD-830C-B(Windows3.1)の故障修理・延命実績

半年前に修理した産業用PCが急に起動しなくなったとご相談をいただき、当社で故障修理・延命対応しましたのでご紹介いたします。

産業用コンピュータが起動しない。生産再開したい

半年前に修理した産業用PCが急にOperating system not foundとなり、起動しなくなりました。
ストレージは、CFを使用しており、予備CFにて復旧できれば良いとのことでした。

プライマリIDEチャンネルにて、CF起動

調べてみると、Primary IDE チャンネルにおいてCFを認識不能になっておりました。
おそらくメインボードの寿命だろうと考えました。
メインボードはすでに入手できないので、セカンダリIDEチャンネルは未使用でしたので、こちらからOS起動するように変更をしたら起動するようになりました。
前回修理にて部品入手が困難であることは判明しておりましたので、今回はこれで治るが次回はお手上げであることを説明しました。

Windows3.1が起動するようになりました。

正常動作するようになり、生産が再開できました。
しかしながら、特殊マザーボードであること、2個あるうちの1か所のチャンネルは完全に壊れているので、新しいチャンネルが壊れたら、完全にお手上げであることをお客様に説明し、設備更新の準備を行ったほうが良いとアドバイスをしました。
もちろん、保守契約をしておりましたので、無償にて対応しました。