病院の電子カルテシステムサーバー（NEC MC2500SBFM Windows Server 2003）の故障修理・延命実績

医療機関の電子カルテシステムサーバーがダウンし、起動不能になったと当社にご相談いただき、故障修理・延命を行いましたのでご紹介いたします。

電子カルテシステムサーバーが起動不能に

●ご相談内容
電子カルテシステムのサーバーマシンが突然落ちてそれ以降起動しなくなりました。
既に新しいカルテシステムを導入しており、病院業務が止まることはありませんが、過去のカルテ参照用として今後も使用したいので、修理延命をしてもらいたいです。

メインボード故障・HDD3基経年劣化のため、修理＋延命措置を提案

メインボードのアルミ電解コンデンサの破裂、電源ユニット経年劣化、HDDの著しい経年劣化が認められました。
直接の故障原因はメインボードコンデンサの破損でしたので、メインボード修理＋延命、電源ユニット交換、
HDDをSSDに交換を行うプランを提案しました。これにより、今後も長期間正常動作が見込まれます。
また、SSDに交換したことにより以前より動作が軽くなるので、電子カルテのレスポンスが上がることが期待できます。

正常動作するようになりました

すぐに提案したプランを施工することになりました。
メインボード上のすべてのアルミ電解コンデンサ、固体コンデンサを日本製高耐久性のものに交換し、冷却機構のグリスアップを行いました。
また、HDDを産業用SSDに交換し、磁気レベルにてデータ・アプリのコピーを行いました。
結果、正常起動するようになり、温度分布も問題ないことがわかり納品をいたしました。