Bruker社赤外分光装置用産業用パソコン(PCOS/2 Warp)の故障修理・延命実績
神戸市の研究所様
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大学内の研究室で使用している20年前の赤外分光装置用パソコンの調子が悪いとご相談をいただき、故障修理・延命を行いましたのでご紹介いたします。
複数の修理会社に修理を断られる
●ご相談内容
研究室で使用している約20年前に購入した装置に付属しているPCでFreewayのデスクトップPC、OSはOS2/WARPです。
装置を利用するにはこのPCとOSでないと対応していないようですので、新品に買い替えなどで対応することができない状態です。
複数の修理会社に問い合わせしましたが、前例がないので修理は難しいかもしれないとの回答でした。一ヶ月ほど前から動作が遅く、フリーズ回数が増え、カラカラという異音も発生しておりました。
予備機製作を含めた3プランを提案
HDD故障、電源故障が判明しましたので、HDDの磁気情報を抽出し、電源交換を含めて、
・予備機製作
・修理プラス延命
・応急修理
以上の3パターン提案しました。
OS/2を使用しているとのことで、難易度が高いので仮修理をおこなった上で仮納品、装置動作確認後に本修理を行うことを盛り込み、お客様のリスクを最小限に抑えるようなプランにしました。
仮修理を行い、無事装置が動作しました
プランとしては、修理+延命をご選択いただきました。
早速な仮修理を行い、仮納品でお客様にて動作確認をしていただきました。
色々難航の末何とか装置が動作したとのことでしたが、繁忙期に入ってしまったそうで仮修理のままPCを引き取りたいとのご希望でした。
本来は弊社のテスト用部品を使用しておりますので完全な修理ではないのですが、お客様にきっちり説明したうえで、仮修理の状態で仮部品代等精算し、納品完了となりました。