生コン用のモニターPC（FUJITSU FMVCX610　XDA002 Windows XP Professional）の延命提案事例

生コン用のモニターPCとしてご使用中のFUJITSUの産業用パソコンが異音と共に立ち上がらなくなったとご相談をいただき、分解調査を行い延命提案を行いましたのでご紹介いたします。

生コンモニタリングPCが立ち上がらない

●ご相談内容
生コン用のモニターPCが異音と共に立ち上がらなくなった。
NonStopで使用していて、仕事が止まったわけではないが、モニタリングができないのでできるだけ早く復旧したい。また、今後5年くらいは使用していきたい。

予備機製作を含む3つのプランを提案しました

分解調査の結果、幸いにして、HDDは劣化はしていたものの、すべてのデータ・アプリが健全でした。
電源ユニット故障、冷却機構の故障、メインボード経年劣化、HDD経年劣化（4万時時間！）が判明しました。
HDDの磁気情報抽出、HDDを産業用SSDへの交換、電源ユニット交換を含む
以下の3プランをご提案しました

１．応急修理＋予備機製作プラン
現在故障中のマシンを応急修理して現場復帰したのちに、全く同じマシンを制作し、完了後新たに作ったマシンをメインとし、応急修理マシンを予備機として待機させる最も安心なプランです。

２．修理＋延命プラン
電源ユニット交換、HDDを産業用SSDに交換、ファン交換、メインボードO/H、本体冷却強化を行い、万全の修理＋延命のプランです。また、保守契約期間中は動作保証を行います。

３．応急修理プラン
電源ユニットの修理＋HDDを産業用SSDに交換、他は現状で、最低限の修理となります

以上の3プランをオンラインミーティングにて、1時間かけてお客様に丁寧にじっくり説明をして、三プランのメリット、デメリットをきっちりご説明しました。

お客様にご検討いただくことに

予算の都合もあるので、暫く検討させてくださいとご連絡をいただきました。
今まで通り使えるように修理が可能であるということを聞いて安心しましたとのことでした。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。