溶鉱炉のコントロールFAPC(HITACHI HJ-6510-NOSJA)予備機のオーバーホール事例
愛知県の電子機器製造メーカー様
- 修理サービス
- 延命サービス
溶鉱炉をコントロールしているFAPCの予備機オーバーホールのご相談をいただき、当社で作業を行いましたのでご紹介させていただきます。
予備機のオーバーホールをして故障時に備えたい
●ご相談内容
予備機として待機しているPCをオーバーホールして、将来のメイン機の故障時に備えたい。
現場は非常に粉塵が多いので、汚れ対策も同時にしてほしい。
交換可能な部品をすべて交換し、汚れ対策として基盤コーティングを提案しました
アルミ電解コンデンサ・個体コンデンサ・冷却ファンをすべて新品交換し、外部端子の半田を盛りなおし、接点復活等、考えられるすべてのオーバーホールを提案しました。
また、粉塵対策として有効な基板コーティングも同時に提案しました。
もちろん、最大の消耗品であるHDDは、産業用高耐久SSDに交換します。
ボロボロのPCが蘇り、今後安定的に使用ができるようになりました
考えうるすべての部品を新品交換し、接点もクリーニングしましたので、非常に状態が良くなりました。
定期的に通電することの重要さをきっちりお客様に説明を行った上で納品しました。
予備機は待機している間に劣化することが多く、特にCMOSの電池が消耗しBIOSが初期化してしまうことにより動作不良になる場合があるので留意すべきです。