生産設備用PC（MITSUBISHI SU03-133R Windows NT 4.0）の延命修理実績

生産設備で使用しているWindows NT 4.0のPC修理のご相談をいただき、延命修理及び動作安定化を実現しましたのでご紹介させていただきます。

生産設備用のPCが一定時間後にデモモードになるので、修理したい

【ご相談内容】
生産設備に使用しているPC WindowsNT3.51 の制御アプリがなぜかデモモードでしか動作せず、一定時間おきに再起動をして運用しているが、非常に面倒。
本体のリフレッシュも含めて修理したい。予備機はこのようなことにならない。

ドングルをきちんと認識していないことが原因。また、SCSIのHDDが故障寸前なのでSSDに交換を提案

調査の結果、25ピンのドングルを正常認識できていないことが原因でした。
海外からマザーボードを取り寄せ、

・マザー交換＋オーバーホール
・電源ユニット新品交換
・すべての冷却ファン交換
・SCSIのHDDをSSD化

を提案しました。
これにより、パラレルポートが正常になり、正常にドングルを認識するようになり、トラブルが解消します。

問題は解決。さらにSSDに交換したことにより動作安定化を実現

海外から同じマザーボードを取り寄せ、すべてのコンデンサを新品にしました。
パラレルポートは正常になり、ドングルを認識できるようになりました。
結果、問題のデモモード現象が起こらないようになり、予備機同様正常動作。また、SSDに交換したことにより、ほぼすべてのデバイスを延命することに成功しました。