DELL OptiplexGX200のHDD故障に備えバックアップ作成
研究機関様
- 修理サービス
- 延命サービス
- ハードウェア入替サービス
島津製作所社製のX線透視装置を制御するDELL OptiplexGX200をご利用のお客様から、HDDの予防保全についてご相談をいただきました。OSはWindows NT 4.0で、長年の使用によるHDDの故障リスクを懸念されており、装置が停止する前にバックアップを作成し、新品ストレージへの交換をご希望でした。
X線透視装置の制御PC、DELL OptiplexGX200を使い続けたい
お客様の検査業務に不可欠な島津製作所社製 X線透視装置。この装置は、現在では入手困難なWindows NT 4.0を搭載したDELL OptiplexGX200で制御されていました。特殊なシステムのためPC全体の更新は難しく、一方で内蔵HDDの経年劣化による故障リスクが年々高まっていました。万が一HDDが故障してX線透視装置が起動しない事態になれば業務に大きな支障が出るため、予防保全としてバックアップ作成と交換をご希望でした。
HDDの完全複製(クローン)と新品ストレージへの交換延命
長年稼働してきたDELL OptiplexGX200の内蔵HDD故障リスクを根本的に解決するため、HDDの延命サービスをご提案しました。具体的には、OSであるWindows NT 4.0や専用アプリケーション、各種設定を丸ごと磁気情報レベルで複製(クローン)し、新品のストレージに移行します。この方法なら、お客様の環境を一切変更することなく、最も故障しやすい部品であるHDDのみを新品に交換できます。これにより、X線透視装置を低コストかつ安全に延命できるとご説明しました。
DELL OptiplexGX200の延命に成功!故障の不安なく継続利用へ
HDDのクローンを新品ストレージへ移行し、DELL OptiplexGX200へ換装。Windows NT 4.0や専用ソフトも以前と全く同じ環境で起動することを確認しました。これにより、懸念されていた突然のHDD故障によるX線透視装置の稼働停止リスクが解消されました。お客様からは、島津製作所社製の重要な検査装置を、今後も業務が止まる不安なく、安心して使い続けられるようになったと大変ご満足いただけました。貴重な設備を延命し、安定稼働の体制を再構築しました。


















