ローレンツ画像処理装置SR-4500B起動しない故障を特急修理

ローレンツ製の画像処理装置（SR-4500B-3GZ-500MB-02G-4-E-SP3）を使用されているお客様より、電源が入らずWindows XPが起動しないトラブルのご相談です。システム入替に1億円以上かかるため、現行機をあと3年は使用したいとのご要望に対し、冷却系やグラフィックボードのオーバーホールを含む特急対応を行いました。

1億円以上の入替費用を回避し、Windows XP搭載機を修理したい

ローレンツ製画像処理装置の制御PCが起動しない状態となり、製造ラインへの影響が懸念されていました。メーカーや設備全体の入替を検討すると1億円以上の費用が発生するため、既存のWindows XP環境の維持が必須でした。価格よりも信頼性と納期を最優先し、今後3年間は安定して稼働させたいという切実なご要望をいただきました。

グラフィックボードや冷却機構のオーバーホールによる徹底的な延命処置

診断の結果、ローレンツ製筐体内の冷却機構とグラフィックボードの劣化が起動しない原因と判明しました。今回は特急対応にて、CPU冷却機構およびグラフィックボードの徹底的なオーバーホール（O/H）をご提案しました。単なる修理に留まらず、SR-4500B-3GZ-500MB-02G-4-E-SP3の耐久性を高め、3年間の安定使用を実現するための最善策です。

装置が正常に復旧し、大規模な設備投資なしで生産継続が可能に

冷却系とグラフィックボードの修復により、Windows XPが正常に起動しない不具合は完全に解消されました。ローレンツ製画像処理装置の機能が回復し、お客様が希望された「あと3年の使用」に耐えうる状態へ復旧しました。1億円規模の設備投資を行うことなく、特急対応にて早期に業務ラインを安定稼働へ戻すことができ、大変ご安心いただけました。