東京精密 三次元測定機 IBM 300PL OS/2 起動しない修理
旧型PCをご利用の法人様
- 修理サービス
- 延命サービス
- ハードウェア入替サービス
東京精密製三次元測定機「PA1500A-V-42X」の制御用PCであるIBM 300PLが、休暇明けに起動しなくなったとのご相談をいただきました。OS/2 Warpが稼働する貴重なシステムですが、HDDの破損によりOSが起動せず、インストールディスクも紛失されているという、非常に困難な状況での復旧対応となりました。
起動しない三次元測定機制御用PCの確実な復旧と延命
お客様は、東京精密製の三次元測定機を長年運用されておりましたが、夏季休暇明けにIBM 300PLの電源が入らなくなり、業務が停止してしまいました。HDDの保護回路破損によりOS/2 Warpが起動せず、OSの再インストールディスクも手元にないため、メーカー修理が難しい状態でした。価格面よりも、精密な測定業務を支えるシステムの信頼性を第一に考え、確実な復旧と今後の安定稼働を強く要望されました。
高信頼性部品への交換と磁気情報抽出によるシステム修復
故障したIBM 300PLに対し、電源ユニットのオーバーホールと、高信頼性の産業用ストレージへの換装を提案しました。物理故障を起こしたHDDから高度な技術で磁気情報を抽出し、欠損したシステムファイルの修復を行うことで、ディスクがない状態からOS/2 Warp環境を再現。東京精密の三次元測定機専用ボードとの接続性も維持しつつ、PA1500A-V-42Xが長期安定稼働できる抜本的な対策を策定しました。
OS/2環境の完全復旧と三次元測定機の安定稼働を実現
修理の結果、IBM 300PLは正常に起動し、東京精密製三次元測定機の制御ソフトも問題なく動作するようになりました。産業用ストレージへの換装と電源ユニットの刷新により、故障前よりもシステムの信頼性が向上しました。お客様からは「高額な装置の買い替えを回避でき、OS/2 Warp環境のまま安心して業務を継続できる」と高い評価をいただきました。起動しないトラブルを克服し、三次元測定業務の早期復旧に成功しました。





















