3D CAD専用パソコン(DELL Precision 3500T)のミラーPC製作・延命事例

3D CAD専用パソコンのミラーPC製作・延命を行いましたのでご紹介いたします。

パソコンが故障すると業務が止まってしまう

発泡スチロール等の梱包材を製造する会社様からご相談いただきました。

お客様は、3D CADで金型、木型の設計を行い、データをマシニングセンタに転送して製品を作っていらっしゃいます。

Windows2000のパソコンにインストールされている、専用ソフト、ファイステーション（φステーション）及び、シマトロンを愛用しておりますが、このソフトは新しいものにバージョンアップしてしまっているけど、今のバージョンをずっと使いたいが、パソコンが故障して業務が止まってしまうこととこのソフトは最新のWindowsで使えないことを心配されておりました。

ミラーPC制作後に延命措置をご提案

現場にお伺いし、パソコン内部を拝見したところ、木型を削る木くずが内部に非常に多く堆積しており、基盤を覆いつくしている状態でした。すぐにでメンテナンスが必要な状況でした。

しかし、業務で使用していているので預かることができないので、まずは、全く同じパソコン（ミラーPC）を制作し、制作が終わったらミラーPCを業務で使用いただいて、その間オリジナルのパソコンを延命することをご提案いたしました。

第二段階として、オリジナルのパソコンをお預かりして延命措置を施工いたしました。

安心して業務を行うことができるように

電源ユニット、メインボードコンデンサ、記憶ストレージいずれも高耐久性の産業用に交換し、冷却性能もアップさせました。
さらに、弊社オリジナルのIOT温度計を内蔵し、24時間365日体制でパソコン温度を監視し、異常をいつでも感知できる状態にしました。

お客様は安心して業務を行うことができ、万が一故障しても予備パソコンにすぐに入替ができるので安心していただけました