X線装置の起動用パソコン(DELL DIMENSION8400 Windows XP)の修理・延命
岡山県和気郡の基板修理会社
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岡山県にて基板修理事業を行う企業様より、「X線装置用のパソコンが立ち上がらない」と大変お困りの様子で、ご相談をいただきました。 症状としては、下記の通りでした。 ・マザーボードのLEDは点灯する ・パソコンのSW LEDはオレンジ色で点滅する ・モニタが映らない ・X線装置用パソコンのファンが回らない
起動用パソコンの故障で、X線装置が停止
お客様によると、X線の装置本体には問題なく、正常であるとのことでした。
しかし、制御しているパソコンが起動しなくては、X線装置を動作させることはできません。
突然起動しなくなり、X線装置が使用できなくなったため、生産に影響が出ているとのことで、早急の復旧を望まれていました。
応急修理の他、3つのプランをご提案
ネット検索で弊社を知り、ご相談を受けました。
まずは、日常動作のヒアリングを行います。
お客様によると、X線装置は毎日使用しているとのこと。
また、業務に必要不可欠な装置であり、停止してしまうことは損失に直結してしまうとのお話でした。
使用頻度の高い産業用パソコンは、どうしても劣化のスピードが高まります。
事実、今回故障の起動用パソコンは、ほとんどの部位で経年劣化が見られ、応急修理は可能ではあるものの、再度故障する可能性は高いと考えられました。
そこで、起動用パソコンの故障が生産に影響を及ぼしてしまうことも鑑みて、対処療法的な応急修理だけでなく、予備機製作など、根本的な対策も必要であることをお伝えいたしました。
日本PCエキスパートからのご提案
・仮想化
・予備機の製作
・現PCの応急修理
今回は応急修理にてのご依頼
予算の都合上、一番安価な応急修理でご依頼いただきました。
今回の対応内容
・HDD交換
・電源ユニットの修理
・その他、必要最小限での劣化部品交換
日本PCエキスパートでは、お客様のご希望と都合に合わせ、可能な限りの修理を行って参ります。
今回も、コストは抑えながらも、稼働できる状態であることはもちろん、プラスアルファとして劣化部品の交換を行い、予算がつくまでの間はどうにか稼働できるようにと、最善策を尽くしました。
お客様からは、「無事、X線装置の再稼働ができ、生産が再開できた」とのお喜びの声を頂き、社員一同安堵しております。
日本PCエキスパートでは、お客様の状況に合わせた様々なご提案が可能です。
今回のように、予算がつかず、すぐには根本的な対策ができない場合も少なくありません。
しかし、お客様へ”現状の危険性”をお伝えすることができたこと、また、”危険を回避するための対策とそれにかかる費用”について知って頂けたことは、大変意味のあることだと思っています。