業務管理ソフト用パソコン（Windows2000）を仮想化でWindows10上で動作するように延命しました

20年前からずっと使用している業務管理ソフト用のパソコンが突然壊れてお困りのところ、当社で仮想化を行い故障から1週間で業務復旧したところお喜びいただきました。

とにかく、1日でも早く業務を復旧したい

20年前からずっと使用している業務管理ソフト用のパソコンが突然壊れたと当社にご相談いただきました。
顧客管理、案件管理などすべての業務をこのソフトで行っていたため、会社は大混乱。

あらゆる業務が業務管理ソフトが動作することが前提であったため、動作不能になったことによる業務損失は計り知れません。データについてはバックアップがあるので、昔の状態でもいいからソフトが起動するようになってもらいたいとのことでした。

パソコンを修理して復旧する方法（低価格）と、仮想化で短納期を実現する方法（高額）2プランを提案

日本ピーシーエキスパートでは、まずは故障パソコンを復旧しようとしましたが、HDD物理障害に加え、Windows2000のシステムが破損しており、業務管理ソフトを残したまま起動するように復旧するのが困難を極めました。

そこで昔のパソコンを修理して業務ソフトが動作する状態にする案（低価格）と高額ではあるが、仮想化を行うことにより、今後は故障の不安から解放することができ、なおかつ部品取り寄せの必要がないので短納期を実現する案の2案を提案しました。

もちろん、お客様としては、業務の機会損失を考えたら、仮想化のほうが長い目で見てコストが抑えられることをご認識いただき、仮想化のご発注をいただけました。

今後は業務システム停止のリスクが限りなくゼロに

当社のコンサルタントが徹底的にヒアリングを行い、昔のパソコンでも同じソフトを使っていたことが判明。これを足掛かりに、故障から1週間で仮想化という形で業務復旧ができました。

仮想化を行うことにより、最新のパソコン、どんなパソコンでも業務システムが動作するようになりました。
今回は全く同じノートパソコン2台に仮想環境を導入し、1台をメインに使用し、万が一こちらが故障したときのために全く同じPCを用意しました。このことにより、今後は業務システムが動かなくなってもすぐに予備に切り替えることができるようになり、業務ソフト停止の不安が全くなくなりました。

また、修理した場合は納期が1ヵ月以上かかりますが、仮想化は特殊部品が不要ですべて弊社の在庫品を使えるので、たった1週間ですべての業務を元に戻すことができました。