社会インフラ停止の危機！電波塔の制御PC、他社修理で悪化した「警報の赤」を“米粒大の部品”特定で復旧！

社会インフラの安定稼働という重責を担う、全国の経営者・設備管理責任者の皆様へ。 「修理で事態が悪化し、社会的なサービス停止の危機に瀕する…」これは、いかなる企業も絶対に避けなければならない最悪のシナリオです。先日、まさにその危機に直面したお客様から、弊社の元へ一本の緊急連絡がございました。 舞台は、私たちの生活に不可欠な放送・通信を支える「電波塔」。その心臓部である送信機制御用のPCが、「警報を示す赤色が全く判別できない」という致命的な表示不良を起こしたのです。これは、設備の異常を検知できず、放送・通信が停止しかねない、社会インフラの危機に直結する事態でした。 さらに深刻なのは、この症状が他社での修理直後から発生したという事実。弊社が3万件の実績で培った精密診断技術で調査した結果、真の原因は安易な部品交換では見抜けない、基板上の「液晶信号バッファ部にある、米粒より小さなコイル部品の故障」にあると特定しました。 弊社は、このミッションクリティカルな設備の安全性を回復。目先の修理ではなく、真の原因を究明し、社会インフラの継続に貢献すること。それこそが弊社の使命です。

液晶の色不具合により、色再現ができなくなっている。

送信機制御用で使用しているパネルコンピュータ（台湾製）で液晶表示不良が発生しています。画面全体が青みがかった感じで、特にアラーム検出時の赤色の判別ができない状況です。外部RGB出力に液晶ディスプレイを接続すると問題なく表示します。（画面の写真を撮ったので修理品に添付します）
アラーム検出ができずに困っているので正常に表示するようにしたい。2か月前に他社様でコンデンサ交換をしたのだが、交換後にこのような症状になってしまった

修理＋延命プラン、応急修理プランを提案しました

液晶のデジタル信号を出力するバッファ部の米粒より小さなコイル部品の故障であることが判明し、そのほかメインボードコンデンサ、電源ユニットコンデンサの劣化、液晶パネル劣化、USB端子接触不良、CFスロット故障していることが判りました。このため、
応急修理：液晶出力部の修理
修理＋延命：故障部位修理＋液晶パネル交換＋CFスロット修理＋USB端子修理
の2プランを提案しました

応急修理プランをご選択いただきました

CFスロット故障復帰したので、CFブートができるようになりました。また、液晶も正常に表示されたので、警告表示も見やすくなりました。USB端子の修理も行ったので正面パネルにUSBメモリ等を刺すことができるようになりました。