三次元測定機用PCを延命！突発的な1000万円投資と現場の混乱を未然に防ぐ【TKYプロダクツ様インタビュー】
（写真左から）株式会社日本ピーシーエキスパート コンサルタント 森田 起也、株式会社ティケイワイプロダクツ 赤芝 信章様
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- 株式会社ティケイワイプロダクツ様
【業種】 金属加工業
【事業内容】 半導体製造装置、産業用映像機器、分析機器等の精密部品機械加工及びアセンブリ
【従業員数】 20名
- 課題
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- 長年使用していた三次元測定機用PCが起動しなくなり、業務に支障が発生
- 測定機が使えず、生産性が低下
- 新しい設備への早急な投資（1000万円）が必要になる可能性
- 導入
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- 三次元測定機用PCの延命に向けたコンサルティングを実施
- 故障修理とオーバーホールによる延命を実施
- HDDを高耐久な産業用SSDに交換及びデータ移行で処理速度を向上
- 成果
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- 1000万円規模の設備投資を回避
- 迅速な復旧で業務への影響を最小限に抑制
- 突然の設備入れ替えによる現場の混乱を回避
八王子繊維工業団地にある株式会社TKYプロダクツ様（以下、TKYプロダクツ）から、三次元測定機用PCが突然立ち上がらなくなったとのご相談を受け、日本ピーシーエキスパートでFAPC延命コンサルティングを実施しました。
今回の対応について、TKYプロダクツの赤芝様に振り返っていただき、日本ピーシーエキスパートの支援による成果や率直な感想をお聞きしました。
今回、お話をお伺いした株式会社TKYプロダクツの赤芝 信章様（左）、株式会社日本ピーシーエキスパート コンサルタント 森田 起也（右）
三次元測定機用PC故障が業務に与えた影響
ー 突然のPCの故障で、業務に支障が発生
TKYプロダクツは、1962年に設立された金属加工会社で、さまざまな部品を製作されています。特に、航空宇宙部品の製造に加え、近年では半導体向けの特殊素材「ノビナイト」を使用した部品製造に力を入れており、熱変異が少ない素材を扱えることが大きな強みです。
その半導体関連部品の高い品質を保証するために、三次元測定機を活用。しかし、20年以上使用していた三次元測定機用のPCが、ある日突然、起動しなくなりました。
品質保証に欠かせない三次元測定機と、今回延命処置を行った専用PC
赤芝様
朝、パソコンの電源を入れても何も映らず、モニターが真っ暗だったんです。最初は「あれ？おかしいな」と思いましたが、古いPCなので「ついに壊れたか」と感じました。でも、三次元測定機が使えないと業務に大きな支障が出るので、とても困りました。
ー 設備の早期入れ替えが必要な状況に
三次元測定機自体が古く、故障しても保守部品を保持していない状態で使い続けていることは、社内でも以前から課題として認識されていました。
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赤芝様 ：
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「以前から社長には『壊れたら修理ができない』と伝えていました。今年から来年にかけて新しい機械に入れ替えるという話も進んでいたので、今回の故障でその入れ替えが早まるかもしれないと個人的には感じていました。」
PC修理・延命を依頼した理由
ー メンテナンス会社ではPC修理ができないと断られる
PCが立ち上がらなくなり、まずは三次元測定機を購入した会社に連絡をして状況を説明。
すでに業務に支障が出ていることも話すが。
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赤芝様 ：
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「三次元測定機の方であればメンテナンスをやってるので直せるが、パソコンの方が原因だと申し訳ないけどウチは専門外なのでという風なカタチで修理を断られてしまいました。」
ー 事情に合わせた複数の延命プランの提案に驚く
古いパソコンの修理会社をインターネットで探していたところ、日本ピーシーエキスパートにたどり着きました。故障状況を伝えると、複数の延命プランを提案され、こちらの事情を考慮したコンサルティング力に驚いたとのことです。
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赤芝様 ：
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「1年後には後継機の購入が決まっていたため、それまでのつなぎとして修理を相談しました。弊社の事情を踏まえた上で、さまざまな延命プランを提案してもらえたのは非常に助かりました。」『とにかく早く修理してほしい』や『納期が重要』という要望も社内で話し合い、最終的な依頼内容を決定しました。」
当時の状況をお話されるTKYプロダクツ赤芝様（左）
ー 20年以上前の古いパソコンは本当に修理できるのか？
日本ピーシーエキスパートでは、3万件以上ある実績の中で、99％の延命を実現しています。しかし、実際に依頼する際に不安はなかったのかお聞きしました。
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赤芝様 ：
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「正直なところ、直るかは半々だと思っていました。日本ピーシーエキスパートの技術力云々という以前に、壊れたパソコンが20年以上前のものだったので、古さが最大の問題だと思ったからです。部品の供給が終わっていたり、代替品がなかったり、国内に在庫がないといった理由で修理不可と言われるのではという不安はありました。」
ー 進捗が見えることで不安が徐々に解消
不安を感じていた中で、どのように安心感を得ていったのかをお聞きしました。
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赤芝様 ：
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「途中経過が確認できるシステムがあったことが大きかったです。進行状況が写真付きで確認でき、担当エンジニアさんの分析結果など詳細な情報がシステムに次々とアップされるのを見て、『これは直るかもしれない』と思い始めました。
リアルタイムで状況を把握できたことで、安心感が生まれ、不安が解消されました。このシステムは、ユーザーにとって非常にありがたいものだと感じました。」
お客様にリアルタイムで進捗を報告する独自の「修理状況追跡システム」
ー 誠実で迅速な対応により業務への影響を最小限に
依頼時には、すでに業務に大きな支障が出ていたため、日本ピーシーエキスパートの迅速な対応にも期待を寄せていたそうです。
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赤芝様 ：
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「壊れたパソコンを送ってから手元に戻るまで約2週間でした。非常に迅速に対応していただいたと思います。 ご迷惑をおかけした面もあったかと思いますが、対応の速さと内容には大変満足しており、業務への影響を最小限に抑えていただいたことに本当に感謝しています。」
従来通りに問題なく使えるようになった三次元測定機用PCを前に
FAPCを修理/延命できたメリット
ー 三次元測定機用PCの延命成功で突然の1000万円設備投資を回避
もし今回、三次元測定機用PCを延命できなかった場合、新規設備への入れ替えコストや設備停止による損失で大きな被害が予想されました。実際にどれほどの損失が考えられたのかお聞きしました。
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赤芝様 ：
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「新品の後継機に入れ替える場合、設置費用なども含めて少なくとも1000万円はかかると見込んでいました。また、新しい設備は受注生産なので、納品までに半年以上かかり、その間の機会損失も会社としては大きいです。
最初に見積もりをいただいたときは少し驚きましたが、新品の設備を購入するよりはるかに安く、しかも迅速に対応していただけたので、結果的に費用対効果は非常に高かったと思います。」
日本ピーシーエキスパートにとってパソコン修理はあくまで手段にすぎず、お客様の課題解決や費用対効果を考えた延命コンサルティングを行っている会社だと考えています。 今回、実際に依頼してそれを実感していただけたのかお聞きしました。
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赤芝様 ：
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「費用だけを見れば確かに高額かもしれませんが、その機械は企業にとって大きな利益を生み出すものです。手間やコストがかかるのは当然で、トータルで考えれば妥当な金額だと思います。
生産の継続や信用、機会損失や現場スタッフの疲弊等を考慮すると、むしろコンサルティング費用としては安いくらいだと感じています。」
ー 急な設備変更による現場の混乱を回避
三次元測定機用PCを延命できたことは、コスト以外にも大きなメリットがありました。
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赤芝様 ：
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「機械を丸ごと買い替えればメリットは多いですが、使い方が変わることで現場がそれに追いつくまでに時間と労力が必要です。今回のように予期せぬタイミングで突然設備が変わると、準備が整っていないため現場が混乱するでしょう。
PCを延命できたおかげで、従来の使い慣れたものをそのまま使用できたのは非常に助かり、現場にとっては大きなメリットだと感じています。」
慣れた環境で業務を継続できるように
日本ピーシーエキスパートに期待すること
ー 製造業における特殊なPCの現状復帰や延命に期待
最後に、日本ピーシーエキスパートへの期待を伺いました。
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赤芝様 ：
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「一般的なパソコンであれば今は安価に買い換えられる時代です。しかし、三次元測定機のような特殊な機械に接続されているPCは簡単に買い換えることができません。そういった製造業では、現状復帰や延命ができることに大きなメリットがあると感じました。
日本ピーシーエキスパートは、迅速に現状復帰や延命のコンサルティングを行ってくれる点で非常に優れていると感じましたし、そこに関しては不満は全くありません。」
お忙しい中、インタビューへのご協力ありがとうございました
資料ダウンロード担当コンサルタント
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森田 起也（もりた たつや）
株式会社日本ピーシーエキスパート
幅広いスキルや経験を生かして、メーカーや修理会社が絶対に行わないような、マニアックな修理を得意としている。お客様のご要望・ご希望を受けとめたうえで、最も費用対効果の高い延命方法を提案する技術者。
